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基礎的な顔の修正

Q

 

基本中の基本、人の顔の修整の基礎をお教えします

 

あなたは人の顔を見たとき、相手の顔のどのパーツに目がいきますか?

 

当たり前のことかもしれませんが、

人間の目と口は、人の表情を大きく掴む大事な要素です。

 

 

 

 

 

 

まず、一般的にフラッシュを使った撮影では

屋内、屋外問わず目の下に影が出来ます。

結果的にこれがクマのように見える原因になるのです。

 

これをブラシツールを使い薄めていきます。

私の修整は

不透明度は常に100%、流量は3〜9%のお好みで調整してください

 

ブラシツールを選択後、目の下の影のすぐ近くの明るい部分をすくって軽くこするだけです。

*色のすくい方はOption + クリック

 

 

 

私が行ったレタッチは、目の下の影を薄め、涙腺部分をパッチツールで囲み取り除きました。

*目の下の影は、やや薄める程度にしてください!

 やりすぎは、のっぺり顔になりやすいです。

 

パッチツールはニキビや、不純物を取り除く際に利用するツールです。

取り除きたい部分を囲み、近くの不自然にならない部分を探し、ズラします。

 

*パッチツールは2つ以上の情報を囲むと、滲みやすいという性質があります。大きく囲むのではなく、こまめに囲っていきましょう。

 

 

まず、目から修整の仕方をお教えします。

次は、口の修整に入ります

この2つの画像を見比べて、あなたはこの表情からどのような印象を感じますか?

 

私が修整したのは、口角を上げただけです。

 

当たり前のことですが、口角が上がっているとやわらかい優しい印象になります。

 

現場でも、緊張して強ばった顔をしている方の修整によく使うテクニックです。

 

これは、ゆがみツールを使ったテクニックになります。

 

操作は簡単、Command + Shift + X でゆがみツールに切り替わります。

ここでブラシサイズを整えて、口の両端を違和感がないように少し持ち上げるだけです。

 

元の画像

修整後

<では、応用編です>

 

 

 

ここで修整した部分は

 

1、目の下の影を薄める

2、シワをパッチで取り除く

3、口角をゆがみツールで持ち上げる

 

以上です。

 

*注意点1

ホウレイ線はパッチで取り除いてはいけません!あくまで、ブラシで薄めるだけにしてください。

 

*注意点2

縦シワはパッチで取り除いて構いませんが、横シワを取り除くと不自然になります。

あくまで、ブラシで薄める程度に抑えるのがポイントです。

 

修整後

元の画像

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